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2005年9月24日 (土)

サブマリン707の思い出

右の写真は、”サブマリン707R/ジュニア”のプラモデルの蓋の裏に書いていただいた原作者小澤さとる氏のサインである。(ちょっと見辛いな…) 某アニメ監督のマネージャーをしている友人が(毎度お世話になっております!)、 仕事の関係で小澤さとる氏にお会いすると聞いたので、是非!サインをいただいてきて欲しいとお願いしたのである。

小澤さとる氏の作品は、ちょっと前にGONZOでリメイクされたアニメ”青の6号”や、最近では飯田馬之助さんが監督をしているアニメ”タイドライン・ブルー”の原作等でご存知の方もあろうかと思うが、私のようなおっさんは、小学生の頃に少年サンデーに連載(昭和38年~40年)されていた漫画”サブマリン707”が忘れられない。”サブマリン707”とは太平洋で起こる怪事件に立ち向かう海上自衛隊の潜水艦707が活躍する海洋冒険漫画だ。当時、この漫画のファンだった私(小学1~2年生ぐらい)は、少ないお小遣いを工面して707やジュニアのプラモデルを買って作っては銭湯に持ってゆき、湯船を大海原に見立てて一人で”707ごっご”をして遊んでいた。(よく、知らないオヤジに叱られたっけ…)

707のプラモデルは値段によって2つバージョンに分けられ、値段の高いバージョンはサイズが大きく、且つ、ジュニア(小型特殊潜水艇)のミニモデルが2機搭載されていたが、安いバージョンはサイズも小さくジュニアも搭載されていなかった。私はジュニアが搭載されているバージョンがどうしても欲しくて欲しくてたまらなかったのだが、家が貧乏でお小遣いが少なかった為買うことができなかった。笑われるかもしれないが、実は、それが私の707に対する小ちゃなトラウマになってしまったのだ。

それからウン十年――。すっかり忘却の彼方に消え去ったそれらの思い出だったが、友人が原作者の小澤さとる氏に会うという話を聞いて再び蘇った。そして、なつかしさがこみ上げ友人に氏のサインをお願いしたという次第である。

友人が持ってきてくれた氏のサインを見て、私は、おや?と思った。サインに”喬くんへ(私の本名)”と書かれてあったのだ。「喬くんへ…って、まるでオレ子供みたいだな。オレがおっさんだということを小澤さんにちゃんと伝えてくれたの?」と友人に訊いてみた。すると友人は答えた。「これで、あの時の喬くんのトラウマもなくなるかな?」 私はハッとした。友人は私がサインを頼むときに何気に話した707の思い出のことを覚えていてくれたのだ。

友人の粋なはからいに感謝した。

――懐古する文鳥

 

PS:ちなみにサブマリン707は、グループ・タックによりOVA”サブマリン707R”としてリメイクされています。写真のプラモはそのリメイク版のデザインを基にされています。(初代バージョンってイエローサブマリンにも置いてないらしい。廃版か…)

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